




米ぬか博士の米屋
俵屋光 ・みずほ夫婦
米屋の同級生夫婦、ともに47歳。
夫婦が営む俵屋は、下町の商店街のなかにある米屋です。光が実家の米屋を継いだのは大学を出てすぐ。幼馴染のみずほと結婚したのもそのときでした。ちゃきちゃきの江戸っ子同士のふたりです。
米食が減少するなか、夫婦は米の良さを伝えるためにさまざまな取り組みをしています。米ぬかの色んな効用をPRするのも、そのひとつ。これまで、あまり知られてなかった米ぬかの使い方を教える勉強会をしていたり。光は「米ぬか博士」と呼ばれたりしています。
夫婦の取り組みを知った透子は、俵屋を訪ねます。照れ屋で口は悪いけど、ほんとは仲のいいふたりに、透子は憧れを感じます。