源さんの工房
耳にするのは山鳥の声や風の音、川のせせらぎだけのとても静かなところ。そんな山里に、源さんの工房「美紙の源工房」はあります。
和紙職人の祖父・源一が紙づくりに大切な水源をもとめて、移り住んだころから、工房裏の楮畑も、一家が暮らす工房の二階もずっと変わっていません。仕事も場所もみんな、100年つづいています。
日の出とともに始まり、日の入りとともに終わる、源さんの和紙づくりには欠かせない工房です。
明るい陽射しも、優しい風も、山や川の色も、工房から見えるものみんな、源さんは大好きなのです。